髪の毛の3層構造

髪の毛を構成する3つの構造

見た目は1本の線のような構造をしている髪の毛ですが、内部をよく観察してみると実は興味深い構造をしていることが分かります。

 

髪の毛を構成する3層構造、髪の毛は大きく分類すると3層に分かれています。それぞれ髪の毛を構成する上で重要な役割を担っています。

 

・メデュラ
髪の毛の内部にある芯のような部分です。太い毛のみに存在し、細い毛にはメデュラが無いとされており、実際のところどのような役割を担っているのか分かっていない部分もあります。

 

・コルテックス
髪の毛の内部を構造する部位になります。実に髪の毛の90%はコルテックスが構成しており、巻きずしで言う所のご飯に相当します。コルテックスの密度が偏っていると髪の毛はくせ毛になりやすく、これはさまざまな要因で変化すると言われています。

 

・キューティクル
髪の毛の表面を構成する組織です。主に外部からの熱や刺激、摩擦などから髪の毛の内部を守るために存在しています。キューティクルはうろこのような構造をとっており、物理的なダメージを受けると剥がれ落ちてしまいます。キューティクルは髪の毛にツヤを与えるもので、美しい髪の毛を維持するためにはとても重要な部分であると言えます。

 

美しい髪の毛は正常なキューティクルを持っています。キューティクルはケラチンタンパクという物質でできており、キューティクル同士はCMC(細胞膜複合体)で密着されています。5枚から6枚のキューティクルが重なることによって強度を増しており、指触りの良さを実現しています。

 

いずれの構造も髪の毛においては必要不可欠なものとなっています。どの部位が欠けたり機能を失っても、髪の毛の性質は低下してしまいます。髪の毛はさまざまな要因でその機能を失ってしまうので、毎日のケアは欠かせないことになります。

 

髪の毛の健康さを示すpH

 

そんな髪の毛の健康さを知り得る方法として酸性・アルカリ性があります。この強さはpHと呼ばれる度合いで表され、数字が大きいほどアルカリ性が強く、数値が小さいほど酸性が強くなります。毛髪を作るケラチンと呼ばれる成分はpH4〜6が最も安定していると言われており、髪の毛もこの弱酸性を保つことがもっとも健康であると言われています。

 

髪の毛のpHが変化するとどうなるのか?

 

例えば髪の毛が酸性に行き過ぎると、毛髪は引き締まり、髪の毛の感触は悪くなってしまいます。一方でアルカリ性に行き過ぎると熱や摩擦に対する抵抗力が減少してしまいます。こうなってしまうとキューティクルが傷つきやすくなり、コルテックスなどがダメージを受けやすくなってしまいます。

 

そのため最も安定した状態である弱酸性を保つことが必要となります。ヘアカラーなどを行った後は、髪の毛のpHが大きく変化していますので、アフターケアを怠らないようにしましょう。

 

髪の毛が生える仕組み

 

美しい髪の毛を維持するためには髪の毛が生える仕組みをきちんと理解する必要があります。髪の毛は地肌から出ている部位の他にも地肌の内部にたくさんの器官を形成しています。

 

・毛乳頭
髪の毛を生み出すために最も重要な部分であり、髪の毛の毛根部分に存在します。この毛乳頭が髪の毛の成長を指令しています。髪の毛を引き抜いたときに、再び髪の毛が同じ部分から生えてくるのは、この毛乳頭がまだ存在するためです。

 

・毛母細胞
この毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことによって髪の毛は伸びることになります。毛乳頭から指令を受けることにより、細胞分裂を行います。

 

・毛細血管
頭皮にも当然毛細血管があり、ここから栄養素を受け取ります。髪の毛の成長には栄養素が必要不可欠で、栄養不足やうまく栄養素を受け取ることができないと髪の毛は成長することができません。

 

ここで言う栄養素はいろいろありますが、育毛剤などを使用すると早い効果が得られます。その際医薬部外品の育毛剤を選ぶようにしてください。

 

医薬部外品の育毛剤でひとつ取り上げるとすればイクオスです。

 

イクオスは口コミで広まっている育毛剤です。男性・女性どちらでも使用できるのが特徴で、効果が出るまでの時間が早いということでリピーターが多いです。イクオスの詳細はレビューサイトイクオス通販.netで確認してください。

 

毛周期によって髪の毛の成長は管理されている

 

次に髪の毛は周期によってその成長を管理されています。髪の毛が一定周期で抜け落ちるのは、この毛周期によるものです。そのため、何度抜け落ちても髪の毛は再び生えてくるのです。

 

髪の毛は成長期、退行期、休止期の3つの周期があります。成長期で髪の毛は成長し、退後期で髪の毛の成長は衰退、休止期で完全に止まり、抜け落ちるのを待ちます。髪の毛の場合はこの周期は4年から8年で訪れると言われています。抜け落ちる頃には下から新しい髪の毛が生えてきているため、、抜け落ちても髪の毛の量が減ることがありません。

 

しかしこの毛周期は生活習慣などの乱れによって、周期の乱れを起こしやすくなります。生活習慣の悪化などによって薄毛になるのは、この毛周期が乱れているためとなります。
ただし一度毛周期が乱れても、改善の余地はありますので安心してください。

 

髪の毛を構成する結合

 

髪の毛が外部の熱や摩擦から身を守ることができるのは、髪の毛を構成するたくさんの結合を持っているためです。髪の毛を構成する結合は主に4つ存在し、それぞれ結合の強さが異なっています。

 

・水素結合
4つの結合の中で最も弱いものです。水に濡らすことで簡単に結合が切れるほどに弱く、寝癖などに関係してきます。ヘアカットの際に髪の毛を濡らすのは、水素結合を切り、髪を柔らかくするためです。

 

・イオン結合
髪の毛は弱酸性が最も安定した環境であると言われていますが、パーマやカラーによりpHに変化が生じると、髪の毛の結合力も弱くなってしまいます。イオン結合が切れると髪の毛が傷む原因となります。

 

・シスチン結合
4つの結合の中では強い分類に入り、パーマはこの結合を利用して行われます。

 

・ペプチド結合
髪の毛を構成するために必要な結合で最も強いものです。ペプチド結合は一度切れてしまうと元に戻ることはなく、枝毛や切れ毛の原因となってしまいます。

 

結合が切れると髪の毛はダメージを受ける

 

一般的に髪の毛のダメージと呼ばれるものは、結合が切れることによって生じるものです。その原因はさまざまあり、例えばヘアカラー、ブリーチによるもの、紫外線によるダメージ、アイロンやドライヤーによる熱、ブラッシングによる物理的なダメージなどたくさんあります。

 

髪の毛は物理的なダメージや摩擦による熱に弱く、特に紫外線やドライヤーなどの熱には注意が必要になります。髪の毛は意外と繊細な部位であると言えるかもしれません。